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EIDERDOWN - アイダーダウン

アイスランド産の「アイダーダックダウン」は、「KING OF DOWN(ダウンの王様)」
「羽毛の宝石」と称される、世界最高峰のダウンです。
ハンガリー、カナダ、ポーランド・チェコ、中国なども羽毛の産地として
知られていますが、アイスランドは、採取方法も品質も「別格」です。
アイダーダックダウンが、「別格」である理由は、
おもに「3つ」あります。

REASON 01 希少性が高い

アイダーダックダウンは、年間の採取量がきわめて少なく、希少価値の高いものです。一般的なダウンは、農場で飼育された水鳥(グース・ダック)から採取しますが、「アイダーダックダウン」は、特別保護対象の「野鳥」から採取します(1874年から保護動物に指定)。生息数が少ないため、羽毛の採取方法には厳格な制限が与えられています。一般のダウンのように、水鳥から直接羽毛を採ることはできません。アイダーダックの「巣」から採取します。毎年4〜6月の繁殖期になると、メスのアイダーダックは、厳しい寒さから卵を守るため、自らの胸の綿毛(ダウン)を敷き詰めて巣をつくります。そして、ヒナ鳥が巣立ったあと、一部のアイダーファーマー(農家)だけが、巣に残された羽毛を採取する(20gほど)ことが許されているのです。1kgの純粋なアイダーダックダウンを得るのに、約7~8時間の手作業が必要です。採取量は、年間約3,000kg。羽毛布団1枚に1kgの羽毛が使われているとして、「約3,000枚」分の羽毛しか収穫することができない貴重なダウンです。

REASON 02 唯一無二のダウン形状を持っている

アイダーダックは、北極圏周辺にのみ生息しています。厳寒の地で生き抜くために、特殊な羽毛の形状をしているのが特徴です。巣が強風に吹き飛ばされないように、先端がカギ状になっています。羽毛同士が絡み合って細かな空気の層をつくるため保温性、弾力性、通気性にすぐれています。充填する羽毛の量が少なくてもあたたかいので、驚くほど軽い布団に仕上がります。アイダーダックダウンの羽毛布団は潰れることも擦り切れることもなく、「100年使える羽毛布団」です。

REASON 03 人間とアイダーダックの 共生関係が成立している 

アイダーダックは、毎年同じ場所に営巣する習性があり、ファーマーはダックが安心して巣をつくれる環境を整えます。そして、ヒナ鳥が巣立つまで、昼夜を問わずギツネやミンクなどの天敵から、親鳥や卵・雛を見守ります。そのお礼として、アイダーダックから使わなくなった巣(ダウン)を分けてもらうわけです。
ファーマーはアイダーダックを守り、アイダーダックはファーマーに羽毛をわたす……。一般的なダウンは、食用に飼育されている水鳥の“副産物”ですがアイダーダックは違います。この「人間とアイダーダックの共存と共益の関係」があるからこそ、世界最高峰のダウンが生み出されるのです。

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